持ち家vs賃貸どっちが得?の愚問
ネットでもそうですし、自分自身も良く聞かれる。持ち家と賃貸は何方が得か?という話しですが、一般的なサラリーマンで特に借家補助などの制度が無い方を対象にすれば、議論の余地なく早々に自宅を買った方が良いです。今ですと金利は低いですし。唯、マンションの価格は既に都内ですと到底一般的なサラリーマンがシングルインカムで購入出来る価格を超えてしまっているので、立地や広さに妥協は必要かもしれまんせん。まあ、マンションや戸建ての良し悪しや購入時期については、追々別に語るとしますが、今回のどっちが得かというのは、得とか損の問題ではそもそもないのです。
当たり前ですが、家賃を払い続ける事は唯費用に過ぎず収入の多くを大家さんに支払っているに過ぎません。
そして何より、高齢になった時には一般的な賃貸物件に入居する事は難しいという事を認識しておかなければなりません。
私はPMとして、数々の入居審査を行なってきましたが、幾ら預貯金があろうとも孤独死等による事故物件になるリスクや何よりテナントの安全を考えるとある程度高齢の方の入居はお断りせずを得ないのが大手の不動産会社の実情かと思います。
その為の受け入れ先として高齢者専門住宅があり、老人ホーム的な所に入る手前に方を対象に介護や食事のサービス付きで終身で面倒を診てくれる施設がありますが、最初の契約金と月々の賃料を考えると誰でも入れるものではないです。
従って、持ち家vs賃貸というのは、損得は関係なく。老後に自分の住処を実家など以外で確保するなら買うしかないのです。
という事でもしコレを読まれた方で、何となく賃貸に住み続けているのなら結婚や出産もしくは、シングルライフを謳歌する事を決めた。などライフスタイルの転換点で不動産を購入する事を強くお勧めします。