難治性うつ病を抱えながら如何に生きるか

うつ病の中で社会とどの様に折り合いを付けるか。金銭面を交えて経験を散文的に記載します。

M1 macが登場した事の意味

皆さんのスマートフォンは、恐らくiphoneという方が多い事と思います。かく言う自分もそうです。一番最初に購入したスマホは、HTCのアンドロイドでしたが、まぁこんな物かで使っていた当時、iphone4sを店頭で触り、その場で乗り換えた事を覚えています。それぐらい、当時のiphoneの操作のスムーズさや画面の精細度は飛びぬけていましたし、ちゃんとアプリも動くしフリーズなんて事も殆どおきませんでした。今でこそ、アンドロイドも安定しきていると聞き、たまに店頭で弄りますが、まぁ予算が許せばiphone一択でしょう。

そうこうしている内に時代は移ろい、何度か倒産しかけたりしたappleは今でこそ時価総額世界一の会社となりました。

で、表題の通り、従来から一定の層に人気のあった(というか創業の事業である)pcの分野についても、所謂ノートタイプを中心に徐々にシェアを拡大している所に、M1(というCPU)を搭載したpcを発売し、ガジェット好きな方やapple信者を歓喜させています。

細かい話は、色んな記事がありますから多くは語りませんが、このCPU今までのmacと何が違うかというと、語弊を恐れず乱暴に言うとiphoneのCPUと同じ仕組みで作られているため、原則的にiphoneのアプリと互換性を持たせる事が簡単になります。

ただ、これはどちらかと言うと副次的な効果で、appleが自前のcpuを持つという事は、既にiosmacosという基本ソフトを持っているappleは、ハードウェアとソフトウェアの垂直統合を果たす事となり、極めて合理的なコンピュータシステムとなるわけです。それは、即ち高速で省電力というコンピュータの最も重要な点において、対ユーザーに対して極めて大きなメリットとなります。それは、冒頭のアンドロイドとiphoneとの構図がまんま、windowsと新macという対立軸を想起させます。

appleに対して、デザイン性や細部の質感が・・・という点で支持しているユーザーは多いでしょうが、個人的にはappleは旧来からコンピュータが目指している、より演算処理が早く、より省エネルギーであるという事が是であるという根幹を揺るがせにしない点についてこれだけ(というか世界一)の企業になっても、隙あらばその合理性を貫く姿勢は、恐れ入る次第だなと個人的に思った今日この頃です。

(と、windowsのデスクトップで書きました)

 

うつ病は本当に病気なのか?精神医学は信じるに値するのか?

うつ病を始めとした精神疾患は、重度の統合失調症や行動の抑止等の顕著な身体的的な特性が出現しない限り素人目には判りません。そして最も厄介なのは、うつ病適応障害などと診断されても尚、自覚が無かったり。あったとしても容易に受け入れ難く、何を以って「病気」や「精神疾患」と判断して良いのかという点にあると思います。

かく云う自分は、それまでに経験した事の無いプレッシャーや挫折を切っ掛けに次第に、疲労が抜けなくなり。最終的には身体を動かすことすらまま成らず。うつ病と言う診断を下されたという経緯があります。

良く、うつ病は早期発見が重要と言いますが、それはどの病気でも同じ事です。本人にその自覚があったとしても心の底から自分がうつ病という病気に罹患しており、骨折や癌その他の疾患と同様に闘病をしなければなら無いと真に受け入れる事は実に困難な道であったと思います。自分自身もその認識を持つだけでも5年かそれ以上の時間を要し。そこから本当に治療に専念し出したというのが本音であり、その後徐々に本来の自分を取り戻しつつあるように思います。

表題の通り、うつ病精神疾患が実在するのかというのは、いざ自分や身の回りの人がそうなってもその事実を受け入れ難く。それらをを否認してしまう傾向がある事でそういった考えに至るのかと一考します。

確かにうつ病を始め精神疾患の多くはその発生のメカニズムもまだまだ解明されておらず。その治療薬も、特に抗うつ剤は、モノアミン仮説という仮説に基づいてどうやらセロトニンの濃度を上げるとプラセボより優位。という程度の極めて頼りないもので、かつ診断は臨床医の経験のよると言う有様なので正直、受け入れ難くても仕方がないのも無理からずと思います。

しかし、自分の稚拙な経験に基づけば、ごく私的な話しになりますが、癌で亡くなった自分の父はその余命が長くは無いと絶望的な自覚をしても尚、うつ的な症状は無く最期まで毅然としていた事を思い出します。

つまり、うつ病と診断される様な状態は決して臨床医の適当な診断などでは無く。目の前に人間としてはその活力の全てを奪うに十分に足る「絶望」が厳然と現出する事を必要とせず。その生きる活力をほぼ奪ううつ病というのは、やはり明確に「病気」であると認めざるを得ないと自覚するに至るのです。

ですから、仮に貴方がうつ病の自覚があったり。そう診断されたら其れは一刻の猶予も無く、全てを捨ててその治療に専念する事が必要であり、またそうする事が早期治療への近道であると認識する事が大切なのでは無いかと思います。

不動産投資実践。現物?reit?クラウドファンディング?結局何が良いんだ!

皆さんが投資をする目的は何でしょう。「勿論お金が欲しいから」かと思います。

では、その中で不動産に投資する旨味とは何か。

一番は不動産から得られる家賃を収益とする事ですが、普通の何の資産を持たないサラリーマンが不動産投資をする旨味は、ズバリ「減価償却」による所得税の減免にあります。

これについては、減価償却とは何かを含めて長い話になるので、別の機会にお話しますが。結論から言うと不労所得を目的として不動産に投資するのは賢い選択とは言えません。

こう書いてしまうとブログの意味が無くなってしまうようですが、経験上の帰結ですので先に書きました。そもそも、個人が銀行から借り入れを起こして土地と建物を購入し、管理を委託して得られるインカムゲインはたかが知れています。現在流通しているRC(鉄筋コンクリート造)の新築物件のNOI(ネットオペレーティングインカム:別に説明します)は、高くて3〜5%です。

勿論ご自身で管理や客付をするぞ!という方もいらっしゃると思いますが、そうなってくると単なる大家業であって不労所得でもなんでもなくなってしまいます。

不動産投資と言うと個人投資家はなぜか、=住宅という方が多いのは何故なのか良く分かりませんが、何となく賃料相場や身近にそう言った方が居て思い到るのかもしれませんが、NOI(間を取って)4%の利回りとは、今、管理費込みで104,000円で貸してる物件があったとして、入れ替え時に99,000円程度になったらアッサリ逆ザヤになる程危ういものです。

今現在、「東京都」の人気エリアの賃料は堅調に推移してますが、値上げ余地は2%程度と想定して我々も日々業務を行なっております。此も1kや1LDKまででグロスが高額となるそれ以上の面積帯、具体的にはファミリー向けの3LDKなどは(高級物件を除いて)今後進捗する可能性は低いでしょう。

こういったマーケット環境の中で現物の不動産に投資をしても良いのは、メガバンククラスから少ないエクイティ(資本)でデッド(負債)を調達出来る一部の富裕層(医者や会社役員など)に限られて来ますし、それでも借り入れ金利メガバンクで1%〜となりますので、我々のような民草ではローンが引けても某銀行の不祥事のようにオメオメと不良債権の作成を手助けするのが責の山となるでしょう。

と、こう書くと不動産投資って何よ?と思われるでしょうが、当然です。

不動産投資とはそもそもオルタナティブ投資であり、伝統的な株や国債、その他公社債への投資への旨味が減って需要が増加する代替(オルタナティブ)の投資方法であり、投資の世界での本流ではありません。

皆さんが預け入れている日本の年金を運用する世界最大級の機関投資家であるGPIFもポートフォーリオに不動産を組み入れていません。

そもそも不動産は、収益を得る為に土地の仕入れから始まり、企画・開発、客付の営業や管理運営に公租公課が掛かりその上、個別性が強く同じものは一切なく、売却するにしても直ぐに適正価格で売れる保証はない。と、その他の資産に比べて流動性が極端に低い為、本来であれば投資には不向きな商品なのです。恐らく不動産に投資するという感覚が日本人に根強くあるのは、バブル崩壊までそのもっと昔から続いていた土地信仰的なものがあるのと、日本に於いては株式投資は損をするものと言う感覚が拭い切れなかったためかと想像します。

では、我々庶民は不動産に投資すべきではなく、その方法もないのかと言うとそう言う訳ではありません。皆さんご存知の不動産証券であるreitに対しての投資が代表格です。

次回以降は、reitとは何か?そもそも今現在、それに投資するメリットはあるのか?など、内部からの目線を含め、その辺についてお話してみたいと思います。

持ち家vs賃貸どっちが得?の愚問

ネットでもそうですし、自分自身も良く聞かれる。持ち家と賃貸は何方が得か?という話しですが、一般的なサラリーマンで特に借家補助などの制度が無い方を対象にすれば、議論の余地なく早々に自宅を買った方が良いです。今ですと金利は低いですし。唯、マンションの価格は既に都内ですと到底一般的なサラリーマンがシングルインカムで購入出来る価格を超えてしまっているので、立地や広さに妥協は必要かもしれまんせん。まあ、マンションや戸建ての良し悪しや購入時期については、追々別に語るとしますが、今回のどっちが得かというのは、得とか損の問題ではそもそもないのです。

当たり前ですが、家賃を払い続ける事は唯費用に過ぎず収入の多くを大家さんに支払っているに過ぎません。

そして何より、高齢になった時には一般的な賃貸物件に入居する事は難しいという事を認識しておかなければなりません。

私はPMとして、数々の入居審査を行なってきましたが、幾ら預貯金があろうとも孤独死等による事故物件になるリスクや何よりテナントの安全を考えるとある程度高齢の方の入居はお断りせずを得ないのが大手の不動産会社の実情かと思います。

その為の受け入れ先として高齢者専門住宅があり、老人ホーム的な所に入る手前に方を対象に介護や食事のサービス付きで終身で面倒を診てくれる施設がありますが、最初の契約金と月々の賃料を考えると誰でも入れるものではないです。

従って、持ち家vs賃貸というのは、損得は関係なく。老後に自分の住処を実家など以外で確保するなら買うしかないのです。

という事でもしコレを読まれた方で、何となく賃貸に住み続けているのなら結婚や出産もしくは、シングルライフを謳歌する事を決めた。などライフスタイルの転換点で不動産を購入する事を強くお勧めします。

現在の処方

うつ病というのは、休養と投薬が現代の精神医学ではスタンダードな治療法として実施されています。ここでは、私の現在の投薬状況を記載して何か皆さんの参考になれば幸いです。

 

<投薬リスト>

・レクサプロ・・・・・20mg

デパス・・・・・・・20mg

フルニトラゼパム・・1mg

マイスリー・・・・・10mg

頓服:レボトミン・・・20~50mg、デパス・・・0.5mg

(頓服以外は寝る前に服用)

 

以上です。

約10年の時間を費やして、此処まで整理できたという感じでしょうか。

抗うつ約は、SSRIのレクサプロのみで+緊張をほぐす抗不安薬と導入剤のマイスリー

早朝覚醒対応のフルニトラゼパムと理にかなっています(たまたま?)。

私は、はっきり言って最初に係ったのは多剤処方バッチ来いな、今考えると良くない精神科医だったのですが、1年程度で主治医が現在の先生になりゆーーーーくりですが、寛解に進んでいると言う感じです。

ただ、抗うつ剤に関しては中々定まらず3環形やnassa、snri、4環形にメジャースタビライザーのエビリファイなど、というかほぼ全部に手を出しようやくこの1年これで落ち着いた感じです。

 

ここでレクサプロの感想を述べると、以下のような感じでしょうか

 

・言われている通り吐き気等の副作用が少ない

・明確な変化は分からないが、抜くと落ちる。意識しないが下支えしてくれてる感じ

・副作用の中でもしんどい 吐き気、のどの渇き、過食が特に出ない

・薬価が高い

 

比較的新しく(といっても2011年発売)、現在認可されているSSRIでは最新?でしたでしょうか。検索すると良く見る(MANNGA study)では、有効性・安全性共にトップです。ただ、正直抗うつ薬の合う合わないは千差万別過ぎるので、臨床経験豊富な医師と話し合って色々試すしかないと思います。

次回は、今まで試してきた抗うつ薬の印象でも記載したいと思います。

 

一旦覚醒

おはようございます。一旦目が覚めましたが引き続きレボトミン支配下で朦朧としています。

人にもよりますが、こういった一昔前のガチこ向精神薬(本来は統合失調症の方の陽性症状を抑えるもの)は多少飲み続けても

抗不安薬の様に効き目が・・・といった事はないなというのが実感です。

一応1日の最大摂取量は、「250mg!!」ですが、50mgでも十分お脳の電源をバチっと切ってくれる感覚なので、フルで逝ったら

どうなるのやら。うつ病でご使用中の方の感想を是非頂きたいです。

 

次回は、現在の処方について解説しようかな。

うつ病時の不眠

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マイスリー10mg


レボトミン不発。

という事で、短期決戦に挑むべくマイスリーフルニトラゼパムを援軍に迎え短期決戦で不眠に挑む事にしました。

効果があれば30分程度で逝けるはずなので、その間に表題の件をば。

うつ病になると、というかそれに類似するうつ状態適応障害になると段々寝つきが悪くなったり、朝早く起きたり、そんで昼間は眠かったりといった状態になる事があり精神科とか心療内科に行くとうつ病の薬と一緒に睡眠薬を処方されます。

症状が軽いとか心療内科とかだと、前述のデパスリーマス(意味あんのかこれ)みたいな抗不安薬で様子見という事もありますが、代替睡眠薬がもらえます。

本人は死にそうか死にたいか、もう辛すぎて感情死んでるので言うがままに眠剤貰い最初は結構効いてくれますが、そこは向精神薬

ずっとは同じ効き目を維持出来ない。最近だとベンゾ系以外のマイスリーが切れ味が良く依存も少ないという事で良く処方されてる感じです。実際、コイツの刃は鋭くしかも飲んで10分位すると楽しい気分になれる(いやマジで)という事で個人的にも頼りにしてるのです。でも何年も飲んでるとその切れ味は体感出来なくなってしまうのですが、大丈夫ちゃんと効いてます。何故なら飲み忘れるとガチで眠れず朝まで一直線で身体から血の気が引いているのが分かる。何度かやらかした事がありますが、コレだけは言える「ダメ!無理な断薬!!」。

お薬は寛解したら無理なく減らしましょう。お休みなさい。